あらばしり

 昨日(12/3)、お使い物のお酒を買いに、最近お気に入りの京北町の羽田(はねだ)酒造にバイクで行って来ました。自宅から約50㎞離れていますが、若い時自転車のトレーニングで時々行っていた場所なので馴染みがあります。1時間40分くらいかかります。平地は14℃、周山街道で8℃でしたので手がかじかむほどではありませんでした。
 お店の人に、「何か今だけ」って言うものありますか、と尋ねたところ、今日新酒が出来て、その「あらばしり」があるとのことでしたので、買ってきました。


 それほど日本酒に詳しいわけではありませんが、「あらばしり」と言うお酒は、日本酒をしぼった時の最初に出てくるもので、しかも昨日は新酒が出来た初日でしたので、まさに新酒の「あらばしり」と言うことでした。
 最初の最初と言うイメージもあって、とても美味しく感じました。羽田酒造の仕込み水は、桂川上流の伏流水で硬度は中硬水で灘五郷(なだごごう)の宮水と同じらしいです。伏見のお酒の仕込み水は軟水なので、仕上がった味が大分違います。
 羽田酒造のお酒は原酒がメインなのでアルコール度数が17度で少し高く、仕込み水が中硬水なので少し辛目の味ですがコクがあります。お酒の好みも色々ですが、北山の山に囲まれた環境にある羽田酒造は、イメージ的にも美味しく、京都のお勧めの日本酒です。有名どころの料亭にも出ています。機会があれば是非、味を確認してみてください。
 

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