大徳寺 方丈修繕前の特別公開

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9月27日までの特別公開の後、10年を掛けて方丈(国宝)の修復を行うそうです。

国宝や重要文化財は写真撮影が許されておらず情報発信には少し物足りなさを感じます。

狩野探幽の直筆の襖絵や法堂(はっとう)天井画の雲龍図は本物の威圧感を感じました。

このツアーの中で私が一番感動したのは、大徳寺の三門である金毛閣の門をくぐらせていただいたことです。

金毛閣の上部はあの千利休が寄進したそうです。

大徳寺が利休へ感謝の意を表すために利休の木像を作成し飾って置いたところ、豊臣秀吉が「三門をくぐるということは利休の股の下を通れということか?」と激怒し、後に利休が切腹を命じられる一因になったそうです。

当時、利休は諸大名からの信頼も厚く、その存在が大きくなり秀吉は疎ましく感じるようになっていたようです。

何か、徳川家康が豊臣秀頼を討つきっかけとなった方広寺の鐘銘事件を思い出すような、変な理屈のような気もします。

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