二条城の唐門(からもん)

二条城は古都京都の文化財として世界遺産に登録されている17の施設のうち唯一のお城です。後は神社とお寺です。お城と言うと頭に浮かぶのは天守閣です。世界遺産の姫路城の天守閣は圧倒的なパワーを持っています。何度も行ってはいるものの、今回は京都の世界遺産を独自目線でYouTubeにアップロードしようと思って二条城に取材に行って来ました。1030円の入城券を買い、勉強のため英語の音声ガイドを520円で借りて見学して来ました。二の丸御殿の大広間は徳川家康の征夷大将軍の任命式典(江戸時代の始まり)と徳川慶喜(よしのぶ)の大政奉還(江戸時代の終わり)と言う日本史上の二大イベントが行われた場所で目の当たりにすると少し心拍数が上がります。唐門は2013年に修復工事が行われピカピカになっています。天守閣は1750年に落雷により焼失したままです。YouTuber的には、城と言うのに天守閣がない(隅櫓(すみやぐら)は2か所残っています)。二の丸御殿はマストで見学の価値が大いにあるのですがが国宝のため内部の撮影は禁止。写真が撮れる見どころと言えば入口の東大手門、唐門、天守閣跡、趣向の違う三つの日本庭園となってしまいます。二条城の敷地は東側の堀川通に対して3度右に傾いています。北側の竹屋町通と南側の押小路通も同様に傾いています。これは新しい物好きの家康がコンパスを使った測量方法を導入したからと言われています。色々とネタはあるものの主役が不在な感じ(天守閣がない、二の丸御殿の内部の写真が撮れない)になってしまうのでYouTube用の動画の制作はギブアップしました。
二の丸御殿の正門の唐門がテーマであればいい写真がたくさん撮れます。

唐門の修復の際、菊のご紋の下に徳川家の三つ葉葵が
隠されているのが発見されたそうです。
これは3代将軍家光の時に後水野天皇の御幸に合わせ天守閣、
本丸御殿が造営された際に各所の三つ葉葵の門を
菊のご紋で隠したようです。

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